客数と設定客単価が、売上予測のポイントになります。近隣の同業者および繁盛店を調査し、自店の立地・店舗規模・客数に応じて来店客数の概数を設定します。客単価は、自店の業態やメニュー、立地周辺の相場から設定します。

■例えば、設定客単価が2,000円、予測来店客数が100名の場合、2,000円×100名=200,000円ですから、売上予測は200,000円となります。


■営業中、店内すべてのテーブルが埋まるわけではありません。特に4人がけのテーブルに2名が着席すると、残りの2名分が残ってしまいます。
この比率を「満席率」といいます。4人席が多い店舗の満席率は70％といわれています。また、可動式の2名席や大テーブルを使用すると90％以上の満席率となり、ピーク時の利用客席数に大きな差が出てきます。テーブルレイアウトが非常に重要なことがよくわかります。

■例えば、総客数が50席で満席率が70％、来店客数が100名の場合は100÷（50×0.7）=2.5ですから、客席回転数は2.5回転となります。

■例えば、4人席を2人で利用した場合の満席率は、50％となります。

マツオカはお店づくりのさまざまなご相談を承り、必要に応じたサポートやアドバイスを行なうとともにパートナーと協働してバックアップしてまいります。開店予定のお客様は資金計画のツールとして、すでに開業されているお客様は経営診断のツールとして、細かくチェックしてみましょう。

わからないことがございましたら、お気軽にお問い合わせください！担当者が一緒に解決の糸口を探します！

私たちの身近な存在である飲食店。「飲食店なら私にもできる」、「おいしい料理を出せば客は来てくれるはず」と、多くの人が夢を抱いて飲食店を開業しますが、うまく行かずに廃業する店も多いのが現実です。「飲食店を開いて繁盛させたい！」それには開業前の綿密な準備と、開業後の懸命な経営努力が不可欠です。　
マツオカでは、飲食業専門のコンサルタントから、開業までの準備や開業後の経営に必要なポイントを学び、失敗しない店づくりに活かせるセミナーを定期的に開催しています。